ガーゼの補修☆写真９枚付き

【生地の補修】についてのお話です☆

fu wa ra 6重織ガーゼの「ブランケット」を購入して下さった方から、
「引っかけてしまったようで糸が出てしまいました、どうしたらいいですか？」と連絡が入りました。


ちょっと？昔、某紳士服のお店で働いていました。
そこで教えてもらった方法を紹介します。
ガーゼに限らず、どんな生地でも私はこの方法で補修しています。
「素人でも簡単に出来る補修法です」

引っかけて飛び出てしまった糸は、決して引っ張らないで下さい。
特に「ガーゼ」はデリケートな生地です。
飛び出してしまった糸は、元に戻してあげましょう


↓丸で囲ってあるところ、
　「目打ち」の先が指している箇所から糸が飛び出しています。




縫い針と糸を用意します。
針はそんなに太くないもの、糸はそんなに細くないもの、がベスト。




糸の飛び出ている根元に、糸を通した針を刺します。




刺した針を少し向うに出します。




飛び出ている糸が付いて来るのを意識しながら、
そっと針を出していきます。
（すぐには付いてきません）




針を出す場所を変えながら（向きを変えながら）数回繰り返します。




↓８回目。少しづつ糸が引き込まれています。




あと少しかな。




綺麗に無くなりました





写真の補修は、針を11回ほど出し入れして完了しました。
回数はその時の状況により変わります。

ゆっくり優しく丁寧に繰り返すことで、糸は元に戻ります。
（元に戻るというと語弊がありますね）
糸は生地の中に納まり、表面からは消えました。
表面から消え、ちゃんと生地の中に絡む（納まる）ということで、
再度のホツレの可能性も激減します。

引っ張ったり、切ってしまわないで、生地の中に戻す。
是非、お試し下さい☆☆☆



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【自宅がま口教室】
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2015/04/28

新☆【自宅が…